ロックスターへのファンレター(超長文)
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本日敬愛する我がロックスターであるニューロティカの30周年記念
ワンマンツアーファイナル@渋谷O-EASTに行ってきた。

ここで感想を書く前にちょっと昔話をさせて頂きたい。
自分にとって特別な事なので書かせてくれ。

話は遡る事10年前。ちょうど会社独立して色々やり始めた頃。
まだmilktub名義でのアルバムはインディーズでしか出していない頃の話。
当時の自分は独立して会社を建てるという人生の転機を迎えていた。

「このままエロゲの音楽を作り続けても自分が思い描くロックバンド像に
なれないのかもしれない」

「30歳になるまでに自分達名義のアルバムをメジャーから出せなければ
 もう音楽やるのを辞めよう。才能無いって事だろうな・・・。」

なんかそんな事を考えてました。わりとネガティブでした。
バンドやってるとある一定の周期や年齢になると「辞めるか」「続けるか」
の選択を考える時期があります。多分それだったんでしょうね。
そこから数年もやもやしてて、結局30歳過ぎてもゲームのサントラは
メジャーからリリースできても、自分達名義のアルバムは出せずに
数年が過ぎました。

そんなどっち着かずの中途半端な時期に、当時テックジャイアン編集部に
居た土井MADから「バンブーさん!ロティカのワンマン行きません?」とお誘いが。
ロティカのライブデビューが27歳で実際のライブはカタルさん達の代からだった
ちょっと遅咲きだった俺は土井MADと一緒にロティカの23周年記念ワンマンに行った。
当時はロティカの先輩方とも面識は無く、イチファンとして参加したんですが
これがもう素晴らしいライブだったんですね。

そして最後にあっちゃんが「俺の23年間は間違いじゃなかった!」ってMCで
叫んでて、それを聴いてなんでか涙が止まらなかった。

「俺もそんな風に言えるのかな?」
「まだ出来る事沢山あるんじゃねえのかな?」
「何もしてないし結果も出してないのに辞めるとか言ってる俺どうなんだろう?」
「俺がこの人達と一緒に仕事するにはどんな事が出来るんだろうか?」

ライブが終わってからずーっとその事ばかりを考えてた。
そして一つの結論に至った。

「自分の出来る事をやるだけやってやろう」


それからランティスに出向き、当時の担当だった斎藤Pに頭を下げ倒して
milktubのベストアルバムを作らせてくれとお願いした。
「売る為には何でもする」ともお願いした。

熱意を組んでくれた斎藤Pには今でも本当に感謝をしている。
当時爆売れだった「らき☆すた」のキャラソンを作らせて頂いて、
ジャケットも「らき☆すた」全面協力だ。そして過去に作った楽曲達も
30曲収録出来て、milktub名義の初作品としてリリースする事が出来た。
おかげさまでリリースも1万枚を超えて一定の成果を残せた。
そして現在milktub名義で4枚のフルアルバムをリリースさせて頂いている。

次の目標はニューロティカだった。当時業界内に共通の知人が居て常に
「紹介してあげようか?」と言われていたが、ただのファンとして会うのが
嫌だった。「貴方達のおかげで自分は今があります。一緒に仕事をしてください」
そう言いたかったんだ。

ただバンドとしての貫目も違い過ぎる。どうしたら良いか思案した結果、
「動員実績を持って仕事のオファーに行く事」だった。動員実績はその当時、
リキッドルームをほぼ満員にし、クリアした。

そして仕事。これは常々思っていた「ゲームの中に実際のバンドを登場させる」
だった。当時リリースしていた「キラ☆キラ」の家庭用PS2版を発売する計画があり
今思えば狂気の沙汰だが、ニューロティカを作中に登場させる事だった。
普通、美少女ゲームの追加キャラクターと言えばヒロインが相場であるが
オッサン4人を新キャラで登場させるのに周囲から大反対があったが、
あのゲームに出てくる第二文芸部はあの4人のメンバーで完結している為、
追加ヒロインという概念が自分にそもそも無かった。だが、彼女達に対して
本当に実在しているロックバンドがバンドを続ける事についてのエピソードを
どうしても入れたかった。これはプロデューサーの我がままで通してしまった。
(当時のファンの方本当に申し訳ない。でも後悔はしていない)

あっちゃんに実際に仕事をお願いしに行く時、すげえ緊張したのを今でも
覚えている。普段酒を全く飲めない自分が新宿の飲み屋であっちゃんと
サシで飲み自分がロティカの23周年ワンマンを見てここまで来れた事を
報告し御礼を言う事がようやく出来た。
すごい量を飲んだのを覚えているが全然酔わず、タクシーで自宅に
帰ってから足に来て倒れてしまった。

それからはご存知の通り、一緒にライブをやったりアルバムに参加させて貰ったり
はたまた一緒にスプリットシングルを作ったり、ニューロティカの楽曲を
カヴァーさせて頂くなど公私共に大変お世話になっている。
憧れだったロックスター達とようやく一緒に色々できるようになった。

30年間。
言葉にすると短いが実際には膨大な時間だ。
ライブ回数は1800回。この回数ライブをしているバンドは日本でも相当
数は少ないと思う。

そんな記念すべきワンマンツアー、そして高校時代擦り切れる程ビデオを
見た一番多感な時期に影響を受けたメンバー達と今の自分を作った
メンバー8人達によるライブ。

この年になると早々見たいライブってのは正直特に無い。
自分自身が偏った音楽遍歴なので「ポールマッカートニーが来た!」
「へー」で終わってしまう。
ただ自分でもこれだけは!このライブだけは!という気持ちで挑んだ。

博多から始まり、仙台、札幌、名古屋、大阪、そして本日の東京。
全公演行きたかったが現場が入り、札幌、大阪、東京公演の3公演に
行く事が出来た。

そして今日、ツアーファイナルを迎えた。
ショーの感想はなんて書いていいか正直わからない。
もう音源でしか聴けず、YOUTUBEでしか見れないメンバー達が
目の前で演奏し、高校時代散々聴いてきた曲を目の前で歌ってくれている。

そして自分を奮い立たせて「続ける事の大事さ」を教えてくれた今の
メンバー達が目の前で演奏している。更にその8人が一緒にステージに立ち、
新しい曲を演奏してくれている。

今日ランティスで唯一のパンク野郎である秋山A&Rと一緒に行ったんだが、
二人とも開演前まで異常なテンションでフロアど真ん中で待っていた。
関係者席で見る気全くナッスィング。
SEが鳴った時、俺達は汗だくで暴れる16歳に戻っていた。
(なお中盤で中年である事を自覚する程体力無くなった模様)

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同様にロティカキッズで元ロティカ大阪スタッフである現milktubマネージャーの
モーリーも楽しみにライブに来ていたが、急遽ストッパー
(ダイブする奴を受け止めて無事に着地させる係)に駆り出されスタッフに。
40歳オッサン社長ですがバンバン飛んではマネージャーに受け止められるという
謎の光景になりました。モーリーの「自分だけ楽しみやがって」という
視線が痛かったですが気にしない。(終演後寿司を奢って機嫌を取る作戦に)

「アンコールには出てね」とあっちゃんから言われてたが、途中修豚さんから
「バンブーも出ろよ」と突如参加指令が出た為、JANKSパートでちょっと
出させて頂いた。ちなみに心の中で「誰だか知らん奴が突然ステージに
出て本当スイマセン」を連呼してた事だけ書いておきます。
こ、断れませんて…。

今日のあっちゃん、そしてメンバーの先輩方は鬼気迫る物がありました。
30周年という特別な周年ライブだったからなのか、それともこのメンバー
だったからなのかはおそらく本人達にしか解らない事だと思いますが、
それでも「曲で伝える感謝とそしてこれからも続ける俺達の生き方」
みたいなのが「青春山脈」からの流れで自分には相当刺さりました。

凄いメッセージ性の強いライブであり、過去ニューロティカのライブを
見た中でもダントツの凄さを見せつけられたライブだったと思います。

そして7年前、23周年の時はフロアに居ましたが、30周年の今日
同じステージに立たせて貰えました。アンコール1曲だけ参加させて頂いた。

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(画像右下の修豚さんの隣に居ます)

「今日遊びに来てくれた俺の友だち紹介するぜ!milktubのbamboo!!」

そうコールされた時、なんとも言えない気持ちで胸が一杯になりました。
隣には修豚さんやJ(S)Wの宮田さん、175RのSHOGO君がいて
いつまで経ってもバンドキッズな自分には夢のような時間でした。

あっちゃんは今日の最後のMCで
「俺の30年間とお前達のニューロティカは間違いじゃなかった!!」
と叫んでたのをステージ袖から見てました。(2に続く)

俺は「間違いじゃないっすよ。あっちゃん」と呟いた。

公私共に仲良くさせて頂いてるので、今更ファンレターを書くのも
こっ恥ずかしいですが、今日初めて書いてみます。

カタルさん、当代パートから加速する程にエネルギー溢れる
ステージでした。最高でした。割れた腹筋キープしてくださいね。

ナボさん、アンコールで次男君が袖で食い入るようにお父さんの事
見てるのが凄い印象的でした。
あとアキオさんが「ナボを見てると刺激になる」って言ってましたよw

RYO君、ロティカのギターが板についてました。俺の周りにいた
ロティカファンも同じ事言うてました。あとはいかなる面白衣装に
慣れるだけだね!!シズヲさん恨まないで!w

修豚さん、30%の修豚さんではなくロティカの修豚さんが見れて
すげえ嬉しかったです。最後までももクロ衣装で通してた所に
漢を感じました。氣志團万博自分は修豚さんに出て欲しいですw

ジャッキーさん、自分はジャッキーさんはビデオの中の人でした。
でも実際に会ったジャッキーさんはビデオの中の人と髪の長さが
違うだけで全部一緒でした。絶対見れないと思ってただけに
今回のツアーで拝見できて本当に嬉しかったです。

SHONさん、最初お会いした時はケータリングの永瀬さんでしたねw
でも今はロティカのSHONさんです。
最高のステージ本当にありがとうございました。

アキオさん、高校時代のドラムヒーローは今でもヒーローでした。
ライブ重ねるごとに現役時代の輝きを取り戻してくので
できればたまにでもいいので現役続行してください。

そしてあっちゃん。
俺のロックスターは今日も最強に最高に格好良かったです。
諦めない事、続ける事の大事さと凄さと素晴らしさ、沢山沢山
また教えて貰いました。あと歌で伝えるって事の凄さも。

ニューロティカ8人の皆様、関係者の皆様本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。

40歳のオッサンではありますが、またバンドが好きになりました。

もう連絡取れなくなっちゃたけど土井MAD元気かな。
俺、すげえ君の事感謝してるんだぜ?君居なかったら
今の俺無かったんだもの。

■今日の一コマ。
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俺の周囲で数少ない肉バックが心底似合う男、XLMEN西尾氏。

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ハナ肇以来久々に見た胸像コントを頑張ってた芝浦ニューロティカーズの面々。
素晴らしい。ロティカDNAは確実に受け継がれている。

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あっちゃん好き好き徳島支部の支部長であるオートがロックスターからの
注文により1日半で仕上げたマーシャルのアンプのかぶり物。
アンコールで芝浦ニューロティカーズの人が被ってました。
異常なクオリティーである。女以外はなんでも作るなアイツは。
by milktub_bamboo | 2014-06-08 01:59 | ライブ
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R&Rエンターテイメントカンパニー 「OVERDRIVE」代表でR&Rユニット「milktub」の Vocalをしています。
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