裏方による感想と裏話。 #purplelive
年末怒濤のイベントラッシュ3連発初日。

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「Purple software 1st Live」無事に終了。

今回は「ライブイベントが初」というメーカーさんの初ライブの
仕込みから演出などあれこれをお手伝いさせて頂いた。

ご存知の方も多いと思うが弊社OVERDRIVEは
ロックンロールだイエーイ!なライブが多く、いわゆる
カラオケ型のイベントというのは自社でも興行をした事が
あまりなく、しかも大会場で他所様の所という結構なハードルの
高さでしたが、Purple softwareさんの完全協力&タッグで
無事に終了できました。

Purple softwareのファンの皆さんは喜んでくれたでしょうかね。
まぁ細かくは書きませんが、こだわったトコなんかをご紹介。

■カラオケにした理由
今回初のライブとの事で、石川社長には
「初回でバンドはやめといたほうがいいっすよ」と
アドバイスをさせて頂いた。まぁ理由は大きく分けて二つ。

バンドは楽しいんだけど興行収支で赤になりやすいのと、
最初はカラオケでやって次の楽しみ(バンドライブ)を
ファンとこれから一緒に作るべきじゃ?という所からです。
あとは会場の借りている時間の問題もあったりする。
バンドは滅茶苦茶仕込みに時間かかるんだよね。

という訳で今回はテストショーケース的意味合いも強い。

■舞台美術への拘り
バンドにしなかった分のコストを舞台美術につぎ込もうと思った次第。
Purple softwareさんはメインタイトル「ハピメア」を全力で推しとるので
その世界観をステージに落とし込もうと考えた。
だってありきたりなトラス組んだステージじゃつまんねえかなって。

そこでPurple softwareさんに「ライブをやる場合のステージイメージ図」
制作してもらった。ハピメアの世界観を組み込んで来場者がおぉ!?と
思うような物を作る事で「ゲームブランドとしてのライブイベント」
質をあげようと考えた訳です。

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常設のスクリーンだと彩度がアレでキャラクターがぼやける為、
わざわざ300インチのスクリーンを吊ったった。

嘆美な世界観を演出するのに薔薇の花の群れをステージ上に配置。
実際にゲーム中に使われた背景画像を元にステージサイドに窓と扉を
設置した。ステージ中央にはテーブルと椅子、キチンとカーペットも
敷いてあります。見えないけど見えない所にもなるべく拘りが出るようにした。
細かい設定の積み重ねが世界観を作るのはゲームもステージも
一緒だと思うから。

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デザインディレクターのM君の世界観に近づけようとしつつ、コストを
見守ってたら結果、「コレってバンド入れたほうが安くついたんじゃね?」
というぐらい立派なステージ装飾が出来上がった次第。

石川社長と二人で頭を抱えるも、「最初の一発目のライブでお客さんに
良かった!と言ってもらえないと次は無い」という事を理解して頂き、
ゴーサインを出してもらった。

弊社では「キラ☆キラ」から始まるバンド系シリーズで「劇中をステージに
落とし込んで客と一緒にゲームの中に入る」というのに心血を注いでたので
やはり作品を愛してくれた人にとっての最高のプレゼントはその作品を
プレイして好きになった事を思い出してくれるような演出が一番だと
ブランドライブでは思う訳。

そのノウハウを提供したのは無駄じゃなかったと思いたい。

■影絵演出

出演者の浅羽さんはアーティストとしての意向として顔出しがNGとの事。
ライブではおそらく浅羽さんの曲を聴きたい人も沢山来る。
石川社長と頭を抱えるも俺にアイデアの天使が降りて来た。

ハピメアの世界観ならイケんじゃね?

とシルエットによる出演をオファーした所、ご快諾頂けた。
この業界、露出NGな方もまだまだ沢山いるけどこの方法論を
演出に組み込めば、ライブで聴けない曲も聴けるように
なるのかな?と思った。

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実際リハーサルでその模様を見て演出チェックなどを行ったが
本番始まるまでドッキドキでした。正直「コレ、成立するのかな?」と
思ったけど、お客さん盛り上がってくれてました。なんか凄い風景だったw

■チケット価格とゾーニング
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今回は前述の通り、テストショーケースという事もありまして
チケット価格を三段階に分けた。

○グッズ付きで高価なチケットで椅子席
○普通のチケットで椅子席
○立ち見

まぁ遠藤会に始まり最近私が手がけるイベントではこの方式を
取ってます。メーカーがライブをやる際に飽きちゃう理由は

☆興行結果が赤字である。
☆慣れないライブにカロリーを使ってしまい嫌になる。


大体こんな感じ。イベントって労力使うからねぇ。
興行コストの大部分を椅子席系で賄い、その分チケットを
安くして普段チケットが高価で来場しづらい人でも
足を運んでくれる機会になればって感じで仕込んだ次第。

これ結構評判良かったんだけどさ、会場によって出来る出来ないが
結構あるんでバンド系を入れるんであればライブハウス的な
音響設備が揃ってるトコでやるほうがやりやすいんだけど、
今度はゾーニングがしづらくなるというね。
ここら辺はケースバイケースになる模様。

とまぁあーだこーだ書きましたが、コストによってもうちょっと
演出に組み込みたかった事の反省やこうしたらいいんじゃないか?
というアイデアや意見もチラホラあったりして非常にお手伝いできて
良かった案件だと思いました。個人的にも勉強になったし。

俺の仕事は終わったのでPurple softwareの2ndライブは
Purple softwareとファンの皆さんが次に向かって一緒に
未来の楽しい事を作ってくれるような感じになると嬉しいですな。
手伝えっつーのなら何時でも喜んで手伝いますんで。

石川社長は俺と違って商売人な方なので是非事後物販で
ファンの皆様には援護射撃をして頂きたい次第でありますw
(意訳:通販の数字が良ければ年明けぐらいに電話かかってくるぞ!w)

普通のブランドライブは大体代理店や制作会社に丸投げの中、
俺は鬼となり「ブランドでライブやるならコレとコレやコンセプトは
メーカーが握ってください。でないとやる意味無い」などの
無茶ぶりアドバイスをしたんですが、お客さんにライブを通じて
謝意を伝えたいという一心でPurple softwareはガッチリと
ライブの中枢を作ってくれました。

それを形にしてくれた制作チームの皆さんお疲れ様でした!
そしてありがとうございました。

Purple softwareのファンもイカしてたぜ。
物販列形成散らしたりとか形成時に素直に協力してくれた
おかげでだいぶ助かりました。アザース!

そして終演後、ゴミ袋かついで一人でやってきた子がいた。
「これゴミ拾ったんで捨ててくださいな」と。

やるじゃん。
君が俺の中の今日のMPVだ。

年末3連戦明日は二日目原田ひとみ公演である。
しかも天候は荒れ模様。

今日のギャラを喰ってとっとと寝る事にする。

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この2日は口にするのが鳥久ばかり!!最高!!
by milktub_bamboo | 2014-12-28 20:43 | 日常
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R&Rエンターテイメントカンパニー 「OVERDRIVE」代表でR&Rユニット「milktub」の Vocalをしています。
by bamboo
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